ファジ小学生チームU-12始動  ファジアーノ岡山
スポーツ だよ

(がんばれ! 未来の「日本代表」!  スケッチ サポーター 美人)

ファジアーノ モモセ

(ファジアーノ岡山  サポーター スケッチ 美人)

J2ファジアーノ岡山の小学生チーム「ファジアーノ岡山U-12」が9日、岡山市の政田サッカー場で練習を行い、正式に始動した。自前で育てた選手をトップチームへ送り込む「育成型クラブ」を掲げ、これまでU-18(高校生)、U-15(中学生)と各年代で指導体制を構築。日本フットボールリーグ(JFL)を戦うネクスファジを含めピラミッド型の一貫組織が整った。
 U-12の1期生は小学4年生17人。昨年末に2次にわたるセレクションを実施し、岡山、倉敷市などから選考した。指導はボールをしっかり止める、蹴るといった基礎を重視。週3回、同サッカー場で活動し、丸谷明監督は「人間性を含めて選手としての土台づくりに力を入れ、1人でも多くトップチームに送り出したい」と意気込む。
 この日は動きながらのパス交換や4対4のパス回し、ミニゲームなどに1時間半取り組んだ。瀬戸内・国府小の男子は「応援していたチームに入れてうれしい。トップでプロ選手になって、日本代表にも入りたい」と目を輝かせていた。
 育成部門を統括する下山雅司アカデミーダイレクターは「市民クラブにとって、地元出身の選手を増やす意義は大きい。地域の競技レベルの底上げにも貢献したい」と話している。