岡山シーガルズ   新シーズンに向けシーガルズ始動
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 バレーボールV・プレミアリーグ女子の岡山シーガルズは16日、黒鷲旗全日本男女選抜大会(1~6日)後、初となる全体練習を岡山市の加計第3記念体育館で行い、リーグ制覇を目指す新シーズンに向けて始動した。
 10日間もの長期休養は1年でこの期間だけ。心身共にリフレッシュした様子の選手たちは、基本動作や連係を確認したほか、早くも実戦形式の練習を行うなど約4時間、みっちり汗を流した。
 前日のリーグ報告会後、日本代表のセンター山口、セッター宮下が代表合宿に再合流するため、チームを離れ、この日は18選手が参加。中堅選手ら5人が退団し、若手の底上げが待たれる中、目を引いたのはセンター高野、ライト林らの新人だ。「宮下、山口のコンビのような絶対的な武器を見いだしたい」と河本監督。新人セッターの宇賀神を中心に、攻撃の精度向上に力を注ぐという。
 4月まで行われたリーグは4位で終えた。4季連続となる「4強」こそ死守したが、勝機をものにできない試合も多く、プレーオフで失速したのは反省材料。さらに日本代表組を欠いた黒鷲旗では8強にとどまった。生え抜きでは主将の山口に次ぐ9年目のシーズンを迎えるレフト吉田は「チームの身上である結束力を一から見直し、一層のレベルアップに挑みたい」と気持ちを引き締めた。
 チームがまず目指す大会は、7月のV・サマーリーグ。高梁市での合宿などで体力、技術両面の強化を図っていく。