なでしこジャパン  イタリアに薄氷勝利 大儀見の1点のみ (キャプテン宮間)
なでしこジャパン 宮間あや スケッチ

○なでしこジャパン1-0イタリア●(28日・国際親善試合)

 24日のニュージーランド戦に続き、この日も1得点で薄氷の勝利。「勝ちきったことは良かったけど、もっと点は取れた」と澤は手放しでは喜ばなかった。

 唯一の得点は後半7分。宇津木の速いクロスに大儀見が反応。右足を伸ばしてボレーで合わせると、ゴール左隅に吸い込まれた。「得意な形だったので合わせるだけだった。常に狙っている形」と大儀見は言った。

 ニュージーランド戦ではセットプレーからの得点だったが、この日は欲しかった流れからの得点。それは課題としていただけに、一つの進歩は見せた。だが、「ミドルでシュートを打てる選手がいるのにできなかったのは反省」と佐々木監督も話したように、ゴールに対する貪欲さが薄かったのは今後改善したいところだ。「人ではなくゴールを見ること。パスの選択が余裕でできるときはシュートを狙うこと」と指揮官は注文をつけた。

 一方の守備では前の試合に続き、ゴールを割らせなかった。

宮間は「2試合連続の無失点はなかなかできなかった。アルガルベ杯のころはミスがらみで失点していたので、それは修正できている」と手応えを感じている。

 攻撃、守備とも得られた収穫と課題。W杯初戦までの残された時間で課題の修正に取り組み、なでしこジャパンは決戦の地、カナダに向かう。

 ◇宇津木、左サイドで活躍

 本職はボランチの宇津木が、左サイドで活躍した。前半から質の高いクロスで決定機を何度も演出。しかし、それが得点に結びつかないと、今度は速いボールに切り替え、大儀見の決勝点をアシストした。「日本選手はパスが遅いと思われがち。スパイスになれば」と仏・モンペリエで磨いてきた技を生かし、「得点を取った形はよかった」と納得の表情。「展開、ゲームメークは非常に良いものがある」と佐々木監督も評価した。
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2連勝でも慢心なし…なでしこの宮間あや「まだ100%ではない」

キリンチャレンジカップ2015が28日に行われ、なでしこジャパンとイタリア女子代表が対戦。なでしこジャパンは、52分に大儀見優季がゴールを挙げ、1-0と勝利した。

  先発出場して86分までプレーしたなでしこジャパンの宮間あやは試合後、「どんな試合でも課題は出る。(ワールドカップ)本大会での色んな想定を考えながらプレーしました。色んなことの準備ができ、いい試合になりました」とコメント。24日のニュージーランド女子代表戦に続く勝利となったが、「ゴールは決まりましたが、自分としてはまだまだ。相手を揺さぶることはできましたが、相手の背後を突くことができなかったということが大きい」と、課題を口にした。

  一方で、2試合連続で1-0の完封勝利。「2試合を無失点で終えることができたことはよかった」と語った。

  6月に開幕する女子ワールドカップが間近に迫るが、「いい緊張感を持って現地に入りますが、まだまだいい準備ができると思う。国内でやれることはすべてやりましたが、まだまだ100パーセントではない」と、連覇に向けて気を引き締めていた。

  なでしこジャパンは、ワールドカップ・グループステージで、スイス(6月8日)、カメルーン(12日)、エクアドル(17日)と対戦する。
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