甲子園夏初出場の岡山学芸館が壮行式
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第97回全国高校野球選手権大会(8月6日から15日間)に初出場する学芸館の壮行式が29日、岡山市東区西大寺上の同校で行われた。集まった生徒や教職員約1300人が見守る中、岡本祥吾主将(3年)が「笑顔と全力プレーで感動を与えます。甲子園で校歌を共に歌いましょう」と熱く決意表明した。
岡山大会の優勝旗を手にした岡本主将を先頭にベンチ入り18選手が盛大な拍手に包まれ入場。壇上に胸を張って並び、山崎慶一監督が夏は初となる甲子園出場を報告した。森靖喜理事長が「岡山大会では感動をありがとう。甲子園は岡山代表として心置きなく戦い、健闘を祈りたい」とあいさつした。
甲子園で応援団長を務める吹奏楽部員の三村駿太君(3年)が「スタンドからみなさんに勇気を与え、共に戦っていく覚悟です」と伝え、全員で三本締め。チアリーディング部「ジャンパーズ」が華麗な演技でエールを送った。
チームは今後、岡山を拠点に調整し、組み合わせ抽選会が行われる8月3日に大阪市の宿舎に入る予定。
山陽新聞社で越宗会長から激励の花束
学芸館ナインは29日、岡山市北区柳町の山陽新聞社を訪れ、晴れ舞台に向け決意を語った。
越宗孝昌同社会長が山崎慶一監督に花束と激励金を手渡し「(九回に逆転した)準決勝、決勝の驚異的な粘りに感動をもらった。甲子園でも旋風を巻き起こしてほしい」と述べ、山崎監督は「選手たちに連れて行ってもらえる甲子園だなという思い。岡山大会での野球を全国でも良い顔をしてやらせたい」と応じた。
岡山大会決勝で逆転3点三塁打の喜納智志右翼手(3年)は「みんながつないでくれたチャンスで、あの打席に懸けていた」と振り返り、エース宇地原海斗投手(同)は「甲子園でもやるべきことをやり、一体となって戦いたい」と笑顔で語った。