岡山 津山 作陽高からのJリーガーは13人目  伊藤さん「世界一の選手に」
青山、豪快ミドル  スケッチ
(   作陽出身 の 日本代表 青山選手 )
浦和入団の作陽高・伊藤が会見

J1の浦和レッズに来季入団が内定した作陽高3年のMF伊藤涼太郎(17)=174センチ、62キロ=が5日、津山市の同校で会見し「最終目標である世界一の選手になるために今以上に努力し、1年目から試合で活躍する」と抱負を述べた。
 得点につながる多彩なパスや高い決定力が魅力の17歳以下の日本代表。目標とする選手にスペイン1部リーグ・バルセロナのFWネイマールを挙げ、「観客に感動を与えられる選手になりたい」と語った。同年代屈指の攻撃的MFは昨季の全国高校選手権で複数のクラブから注目を集めた。浦和入りを決めた理由については「日本代表も多く、厳しい環境でプレーすることで世界に近づける」と話した。
 この日は浦和のスカウトを務める元日本代表の山田暢久氏と宮崎義正スカウト部長が来校。8月に参加したチームの練習試合で得点を挙げた伊藤をペトロビッチ監督が高く評価し「早く迎えたい」と話していることを明かした。
 作陽高からのJリーガーは13人目。同校の野村雅之監督は「ピッチでの頭の回転の速さが強み。プロとして後輩に刺激を与えてほしい」と期待を寄せた。
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Jリーグ浦和入団内定の作陽高・伊藤さん「世界一の選手に」

岡山県作陽高校(津山市八出)は5日、同校3年でサッカー部のMF、伊藤涼太郎さん(17)のJリーグ・浦和レッズ(埼玉県)への来季入団内定を受け、記者会見を開いた。伊藤さんは「厳しい世界だからこそ夢が広がる。強い気持ちを持ち、小さいころから目標に掲げた世界一の選手を目指したい」などと、プロでの活躍を誓った。

 浦和レッズの宮崎義正スカウト部長らは「パスの出し方やタイミングなど、高いサッカーセンスと技術を持ち合わせた特殊な選手。サッカーに対する思いの強さなど、監督直々に『早く呼べないか』と言わせた選手」と高い評価を示した。

 伊藤さんは「観客に感動を与え、『もう一度見てみたいな』と思わせるようなプレーができる選手になりたい」などと意気込みを語った。

 同部の野村雅之監督は「ここから先、頑張ってくれることが後輩らの勇気になる」とエールを送り、松野英雄校長は「これから山あり谷あり、かなりの努力が必要となってくる。みなさんには温かい声援を送ってもらいたい」と話していた。

 伊藤さんは大阪市出身。セレッソ大阪U-15所属から同校へ入学。昨季の全国高校選手権では、相手選手のまた抜きからゴールを決めたループシュートなどで2得点を奪い、一躍、注目された。同校から現役高校生でのJ1入りは、平成25年にFC東京への加入が決まった平岡翼選手に続き2年ぶりという。

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青山、豪快ミドル  スケッチ 瞬間
(   作陽出身 の 日本代表 青山選手 )
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