<秋季中国地区高校野球大会>  甲子園への道   創志学園が秋の中国高校野球初V

<秋季中国地区高校野球大会>創志学園が初優勝 /岡山
甲子園での勝利を!

まるで松坂 創志 高田 
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<秋季中国地区高校野球大会>創志学園が初優勝 /岡山

来春のセンバツ高校野球の出場校選考の参考資料となる第125回秋季中国地区高校野球大会(中国地区高野連主催、島根県高野連主管)は1日、島根県出雲市の浜山公園野球場で決勝があった。県勢の創志学園が、南陽工(山口)を投打で圧倒し、12−1で降して悲願の初優勝を果たした。大会3試合を1人で投げてきたエース・高田萌生投手(2年)は、この日も完投する圧巻の投球を見せ、打線も17安打で応えた。創志学園は13日に東京都で開幕する明治神宮大会に出場する。

 ▽決勝

 ◇…浜山公園…◇

創志学園(岡山)

  101050311=12

  000010000=1

南陽工(山口)

 創志学園が投打で圧倒した。初回、先頭の難波が中前打で出塁すると敵失で先制。五回には草加の2点右越え二塁打など3安打に四球も絡めて5点。試合を決めた。チーム計17安打の猛攻に5犠打と小技も見せた。投げては高田が奪三振8、与四球1で完投。南陽工は五回、重冨の右越え本塁打が出たが、打線につながりを欠いた。

 ◇2度目の決勝で

 創志学園は創部した2010年以来、2回目の決勝進出で初めて頂点に立った。

 優勝の瞬間、ナインたちはマウンドに集まって喜んだ。大会を1人で投げ抜いた高田投手は「自分の投球ができた。これで全国にも通用する自信がついた」と振り返った。4試合で打率4割超の1番・難波侑平左翼手(1年)は「自分の役割が果たせた。明治神宮大会では積極的に長打も狙いたい」と意気込んだ。

 5年前は創部わずか半年で中国大会決勝まで勝ち上がった。しかも当時は1年生部員だけだった。今チームをまとめた野川悟主将(2年)は「先輩の分も優勝しようと決勝に臨んだ。素直にうれしい」と笑顔を見せた。長沢宏行監督は「選手たちは一戦ずつ強くなった。今日はよく打ち、高田も実力が出せた。投打のバランスが取れたチームを目指し、さらに練習を重ねたい」と話した。


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甲子園への道   創志学園が秋の中国高校野球初V


秋の中国高校野球大会最終日は1日、島根県立浜山球場で決勝があり、岡山3位の創志学園は12-1で南陽工(山口3位)に大勝し初優勝。5年ぶり2度目のセンバツ出場を確実にするとともに、明治神宮大会(13日開幕)の出場権を初めて獲得した。
 創志学園は2点リードの五回に草加の2点二塁打などで一挙5点を奪うと、その後も攻め手を緩めず加点。主戦高田はソロ被弾による1失点で完投し、今大会全4試合を一人で投げ抜いた。
 各地区大会優勝校が争う明治神宮大会に岡山勢が出場するのは3年ぶり。創志学園は初戦の2回戦で北信越地区代表の敦賀気比と対戦する。
 ▽決勝創志学園(岡山)101050311|12000010000|1南陽工(山口)▽本塁打
 重冨▽二塁打
 北川2、草加▽暴投
 重冨、藤本▽ボーク
 宝木
 【評】17安打を浴びせた創志学園が南陽工を寄せ付けなかった。一回に敵失で先制し、三回は高井の右前打で加点。五回は2四球と安打で無死満塁とすると、犠飛やスクイズ、草加の適時二塁打などで5点を挙げ、突き放した。完投した高田は被安打6、1失点。五回以外は先頭を打ち取り、与四球1と制球も安定していた。
 南陽工は投手陣が踏ん張れず、打線も重冨の本塁打による1点と振るわなかった。

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<秋季中国地区高校野球大会>創志学園、開星に快勝 5年ぶり決勝進出、南陽工と対戦 /岡山


来春のセンバツ高校野球の出場校選考の参考資料となる第125回秋季中国地区高校野球大会(中国地区高野連主催、島根県高野連主管)は31日、島根県出雲市の浜山公園野球場で準決勝2試合があった。創志学園は、第2試合で開星(島根)を5-0で降し、5年ぶり2度目の決勝進出を決めた。第1試合では南陽工(山口)が12安打の猛攻で如水館(広島)に6-3で打ち勝った。創志学園と南陽工は、いずれも初優勝をかけ、1日午前10時から同球場での決勝に臨む。

 ▽準決勝

 ◇…浜山公園…◇

創志学園(岡山)

  410000000=5

  000000000=0

開星(島根)

 (創)高田-小林

 (開)吉川-元谷

▽二塁打 湯井(創)

 序盤の得点で優位に立った創志学園が快勝した。創志学園は一回、連打と四球で満塁の好機に押し出し四球で先制。その後も小林が中前2点適時打を放つなど、打者一巡の猛攻で4点。二回にも北川の左前適時打でリードを広げた。主戦・高田は無四球7奪三振で完封。開星は相手と同数の8安打を放ったが、打線がつながらなかった。

南陽工(山口)

  000100050=6

  000001011=3

如水館(広島)

 (南)重冨、藤本-藤本、福山

 (如)石垣、岡本、石垣、岡本、石垣、藤岡、福嶋、山下-衣川

▽本塁打 持田(如)

▽二塁打 山口、笹部(南)

 終盤の大量点で南陽工が打ち勝った。南陽工は四回、佐藤の犠飛で先制。同点の八回には併殺崩れの間に1点を勝ち越すと、連続死球から2死満塁とし、笹部の3点適時二塁打で試合を決めた。投げては先発・重冨が七回途中を被安打3の好投。如水館は八回に持田の本塁打、九回にも北谷の犠飛で粘ったが力尽きた。

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 ◇「打たせて取る」に投球進化 創志学園・高田萌生投手(2年)

 球速150キロを誇る本格右腕。今夏の岡山大会決勝、甲子園出場を決める大一番で、2年生ながら先発のマウンドを任されたが、3点のリードを守れず、八回に打ち込まれて同点にされ、降板。九回は、まさかの逆転負けをベンチで見守った。「自分に最後まで投げきる力があれば」。夏の悔しさがこの日の勝利につながった。

 甲子園出場を逃した7月25日はチームの「決意の日」となり、翌日から特訓の日々が始まった。高田投手は夏の2週間の合宿でボールを握らず、ひたすら走った。計5キロのダッシュを中心にした走り込みは今も続く。

 悔しさを共有する仲間と迎えた秋。それまでの「三振を取るため」の投球を「打たせて取る」に。「積極的に後ろの仲間に声をかけられるようになった」。仲間の打撃にリズムを与え、「味方に点を取らせる投手」への進化を目指した。

 この日は走り込みで培ったスタミナを生かし、「最初から腕を思い切り振って投げた」。四回無死一、二塁のピンチも打たせて取り、無失点。その後も得点を許さなかった。試合後、「目標にしていた甲子園が近づいているのを感じる。決勝も完封にこだわり、神宮大会に行きたい」と意気込みを語った。


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甲子園への道   創志学園が秋の中国高校野球初V
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