「さすが宮間選手」先制弾に大合唱 岡山
( なでしこジャパン 宮間あや スケッチ (湯郷ベル) サポーター 美人 )
( なでしこジャパン サポーター 美人 スケッチ )
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会で2連覇を狙う日本代表「なでしこジャパン」は8日(日本時間9日)、バンクーバーで行われた1次リーグC組初戦でスイスを1-0で下した。
MF宮間あや、GK福元美穂両選手が所属する岡山湯郷ベルの本拠地・美作市では9日、同市湯郷の湯郷地域交流センターで応援イベントがあり、市民ら約30人が大画面を見ながら声援を送った。
「なでしこファイト!」の横断幕が張られた会場には、午前11時の試合開始に合わせて日本代表の青いユニホームを着たサポーターらが来場した。宮間選手は先発出場、福元選手はベンチからのスタート。参加者はキックオフと同時に太鼓やメガホンを打ち鳴らし、「ニッポン」コールを響かせた。
前半に得たPKのチャンスを宮間選手が左隅に決めると、「宮間、宮間」の大合唱が起きた。代表通算150試合出場を自らの先制ゴールで祝った宮間選手に、岡山県美咲町の会社員男性(62)は「さすが宮間選手。世界の舞台でも落ち着いて決めてくれた。本当に地元の誇り」とたたえた。
応援イベントは湯郷温泉青年部が企画。1次リーグ第2戦のカメルーン戦(日本時間13日午前11時)は同市湯郷の旧旅館・坂口屋で、第3戦のエクアドル戦(17日同6時)は湯郷地域交流センターで行われる。美作市は市役所や各総合支所、市営施設のほか、事業所などにテレビの観戦場所提供を呼び掛け、職場や家庭から声援を届ける「だれでも、どこでもビューイング!」を実施している。
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スタメン
【日本】
GK山根恵里奈(千葉)
DF有吉佐織(日テレ)
DF岩清水梓(日テレ)
DF熊谷紗希(リヨン)
DF宇津木瑠美(モンペリエ)
MF澤穂希(INAC神戸)
MF阪口夢穂(日テレ)
FW大野忍(INAC神戸)
MF宮間あや(岡山湯郷)
MF安藤梢(フランクフルト)
FW大儀見優季(ウォルフスブルク)
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なでしこ白星、地元も歓喜 岡山・神戸から声援
(8日、日本1―0スイス サッカー女子W杯1次リーグ)
白星スタートに「なでしこ」ゆかりの地、岡山、神戸も沸いた。
主将のMF宮間あや選手とGK福元美穂選手が所属する岡山湯郷(ゆのごう)ベルの地元、岡山県美作市の湯郷温泉街にある湯郷地域交流センターにはサポーターら約30人が詰めかけた。
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安藤が獲得したPKで決勝弾…宮間あや「何が何でも決めなければ」
FIFA女子ワールドカップ・カナダ2015のグループステージ第1節が8日に行なわれ、なでしこジャパンはスイス女子代表と対戦し1-0で勝利。初戦を白星で飾り、連覇へ向けて好発進となった。
試合は、安藤梢が体を張って獲得したPKを、キャプテンの宮間あやが落ち着いて左隅に決めて、なでしこが先制。安藤はそのまま、負傷交代となっていた。その後なでしこは、宮間のゴールを守り切り、スイスに1-0で勝利を収めた。
この日、代表通算150試合出場を達成した宮間は、決勝点となったPKについて、「何が何でも決めなければならないと思って蹴りました」と、安藤のプレーを無駄にはできなかったと明かすと、「GKがなかなか動かなかったのですが、自分の決めたコースに正確に蹴ることができました」と振り返った。
そして、澤穂希にとっても代表通算200試合出場の節目となったワールドカップ初戦で、「チームとして勝つことができて、嬉しいです」とコメントしている。
なでしこジャパンは、12日にグループステージ第2節で、カメルーン女子代表と対戦する。
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